防除(ぼうじょ)
稲作の一年
イネを守る防除はタイミングが命
雑草や病害虫などから作物を守るための予防や駆除の作業を防除といいます。稲をしっかりと守るには、時期にあった適切な防除作業が必要です。ここでは、中期の除草・後期の除草・畦畔除草の工程を学びます。
【防除(ぼうじょ)】カリキュラム
中期除草
雑草は放置しておくと一気に繁殖し、圃場の水分や養分を奪うため、品質低下などの大きな被害に繋がります。雑草防除には、対象となる雑草の特性を理解して、タイミングにあった防除法が必要になります。
後期除草
後期除草は、初期や中期の除草で防除しきれなかった雑草や、そのあとに生えてきた雑草に対して行います。後期除草で使用する除草剤は、収穫までの日数で制限しているものもあるので、必ず、ラベル等に記載の使用基準を確認するようにしましょう。
畦畔(けいはん)除草
圃場周辺の雑草は放置しておくと、圃場へ侵入したり、病虫害の発生源になったり、さらには農作業の邪魔にもなるので、除草作業はとても重要です。畦畔除草は、主に刈払機(かりばらいき)での草刈りと、除草剤の散布により行います。
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