年々増えるお米の品種。選ぶポイントは?
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気候変動に強いもの、収量が増えるもの、大きな粒など工夫を凝らした品種が続々!

収穫が終わり、各都道府県からお米の新品種に関するニュースが多く出てくるようになりました。
毎年多くの品種が承認され、市場に出回りますが、近年注目されているのは、美味しさはもちろんのこと「夏の暑さに耐えられる品種」「収量が多い品種」など栽培しやすい品種が求められているようです。

14年ぶりに新品種を発表した千葉県。「粒すけ」という名前が付けられていますが、その名の通り大粒でかみ応えのある食感が特徴なんだとか。母は食味の良い「コシヒカリ」、父は茎が短くて倒れにくい「佐系1181」(千葉県オリジナル品種「ふさおとめ」の子ども)と、育てやすさと美味しく大粒の米がミックスされたものだそうです。
https://www.tsubusuke.jp/

来年3月以降登場するのが静岡県三島市の「ゆめみしま」。三島市で活動を続けているNPO法人グラウンドワーク三島がJTが開発した品種を厳選し「いわた12号」に決定し、この度ブランド米の名前も一般公募し決定したのだとか。試食会では「冷めても美味しい」という声もあったそう。テイクアウト需要が増えているので、飲食店さんなどにも人気が出そうですね。

猛暑による品質低下は年々課題になっていますが、新潟大学では「コシヒカリ新潟大学NU1号」という暑さに強い新品種を品種登録したそう。新潟県といえば、やっぱりコシヒカリ。気候変動していく中でも美味しいコシヒカリを育てたい農家さんに喜ばれそうですね。

今回は3品種ご紹介しましたが、お米未来塾でも新しい品種の情報が入り次第、どんどんお知らせしていきたいと思います!

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